性暴力救援センター東京(SARC 東京)を訪問しました。
所在地は一般に判らない様になっています。
東京にこの施設一箇所しかないそうです!!少な過ぎますo(`ω´ )o!!
年間5千件のホットラインへの電話があり、同行は約400件あるそうです。(うち外国人が21人)
相談内容をお伺いしましたが被害の酷さに胸が塞がりました。
このセンターの始まりはある医師の善意で病院の片隅に開設され ました。その後医師所有の物件を提供して下さり空き家を利用して現在のSARC東京が運営出来る様になりました。
しかし、現在でも東京都に一箇所しかありません。
平成25年から東京都からの委託契約が成立し、二人の職員の人件費や医療費等4千万円が出るようになりました。
が、支援員に対しては費用が出ずボランティアでやられているそうです。現在は45人の職員で運営しています。(研修費も東京都より出ています、支援員自身が相談にのる過程で精神的に二次受傷するケースも多い)
23人の弁護士はほぼボランティアで対応されているそうです。
支援の為にSARCと医療関係と警察と弁護士の四者で連携をしています。SARCの支援を受けている事で、警察や医療関係 弁護士も対応をキチンと早くしてくれるというメリットがあります。
警察よりも先ずSARCに来て欲しいと言われていました。
特に避妊に効果のあるピルは被害時から48時間以内に処方しないといけないので急ぎます。
愛媛県にも松山に一箇所ありますが、家庭内での被害が大変多いという事から、低年齢からの教育の中で暴力に対する感覚を培う事が必要だと思いました。