【自衛隊家族会の研修で善通寺駐屯地を見学しました】

善通寺駐屯地は、戦前は陸軍第11師団などがおかれ、戦後は四国地区の防衛警備等を担任する第14旅団の司令部及びその主力部隊、主に新隊員の教育を担任する第110教育大隊、業務隊などが置かれており、旧軍時代から四国地方における最大・最重要駐屯地です。

特に戦前は、同駐屯地を中心に善通寺は軍都として栄えました。

善通寺の名称は、弘法大師のお父様のお名前善通からきているそうです。

この駐屯地にある乃木館は明治31年10月1日、旧軍第11師団が四国全域を管区として編成された際、師団司令部として建てられたもので、通称「乃木館」と呼ばれています。 

初代師団長には、軍神として名高い乃木将軍が着任され明治31年から2年8ヶ月間ここで勤務されました。

この第11師団はこの間、日露戦争・シベリア出兵・上海事変等々の戦役に参加して赫々たる武勲をあげ、その名を天下に轟かせました。乃木将軍のゆかりの品、書面などなど多く残されています。