『西条市へごみ減量についての要望書を提出しました!』西条市は県内他市の中で生活系市民1人当たりのごみ量が最多の状態にあります。そんな中道前クリーンセンターの建て替え計画が2018年に始まったのですが、市議の間この問題に取り組んできました。昨年調査の結果、クリーンセンターの建て替えは10年延期が決まりました。なので、その間に、ごみの減量に取り組めるとともにセンターの工法も環境都市にふさわしいものを検討する時間が出来ました。道前クリーンセンターの完成まで、この取り組みを継続していきます(^ ^)/

昨年、私達は提案書を提出し、今回は5項目に要望を絞り要望書を提出しました!以下がその内容です。

「私たちは西条市を良くしたいと思い集まり、西条市のごみについて市民の立場で考え、行動しています。 西条市の生活系ごみについては、県内の他市と比較すると、市民一人当たりの一日 の生活系ごみ排出量と埋立処分量は県内最多の状況にあります。 このような現状の中、道前クリーンセンターの老朽化により、改修が行われております が、計画以上の修繕費が必要になり、計画より早めの建て替えも視野に入れなければな らないのではと危惧しております。 また、西条市は水の都であると共に、石鎚山系などの美しく雄大な自然環境を観光 資源とし、移住先としても全国的な人気を誇っております。絶好のシビックプライド の醸成の機会ですが、環境政策もそれにふさわしいものにしていく必要があります。 本会では、西条市の1日1人当たりの生活系ごみ排出量を愛媛県下の市町で1番少なく することを目標にし(大洲市549グラム平成30年)、名実共に美しい環境都市を実現 することを要望致します。その実現の為の具体的方策として、今年度は 以下のことを要望致しました。

第1段階(ごみを出す前に取り組むこと) 1)ごみの発生抑制 ア)環境給食センターの検討 a学校行事や地域のイベント時のリサイクル容器使用の奨励(給食センターの食器を 利用し、リユース食器の貸し出しを行う。環境教育に繋げる。参考 小金井市 https://www.city.koganei.lg.jp/…/gomi…/reuse_shokki.html) b学校や事業所などの生ごみの堆肥化システムの確立 (例:松山市の(株) ロイヤルアイゼンの生ごみリサイクル堆肥工場 http://www.ca.pikara.ne.jp/royalaizen/) 2)生ごみの堆肥化 ア)家庭における電気コンポストやダンボールコンポスト等の普及の推進 イ)bと同じ 3)ごみの減量およびリサイクル ア)生ごみの水切りの徹底 イ)雑紙回収の徹底(参考 町田市他 雑紙袋) 学校教育でも指導してほしい。(教育委員会) 4)市民への情報発信 ア)他市町との比較や他市町の取り組みについての情報発信 イ)市報におけるごみ特集の年間通じての掲載 (例 ごみにかかる市民一世帯当たりのコスト、毎月のごみの量、前月や前年度との 比較、ごみ減量の工夫など) 第2段階(ごみを出すときに取り組むこと) 1)正しい分別方法や出し方の周知徹底(例ごみステーションへの掲示など) 2) ごみ袋への記名の徹底(条例化など) 第3段階(ごみ処理の運営体制について) 1)プラスチックごみの分別の実施(時期は要検討) 2)収集方法の工夫 ア)リサイクルを推進するにあたっての収集体制の見直し (例 収集日の集約 燃えないごみを隔週にし、プラスチックごみの収集に替える 【参考今治方式 】 個別収集の検討【参考小金井市】 業者による直接回収 【参考松山方式】) イ)クリーンセンターへの持ち込みについての検討 (例 他市からの持ち込みの防止、処理料金の見直し 事業系のごみの処理料金の値上げ⇒資源化を促進) 第4その他 1) ごみ減量課の設置 2) 加茂川及び市内の河川について不法投棄防止に対する 条例の制定や看板の設置やドローン等での見回りの実 施

以上の様な内容です。