令和4年当初予審議する #2月定例議会 一日目代表質問は自民党会派#渡部浩議員 でした。

渡部議員の質問の中で、#アサヒビールの操業停止 について「アサヒビール四国工場の操業終了が発表されたが、市場動向を踏まえ事業計画の変更を余儀なくされる企業は多く、特に全国や世界を市場とする大手企業の経営判断は、本県の経済、雇用情勢に直結する。そのような視点から、今後の県内企業の活動をより注視する必要があるのではないかと感じる。特に、若年者の人口流出傾向が続く本県の現状や、全国的な少子高齢化に伴う国内需要の縮小が避けられない中、同社のように事業活動の最適化や競争力強化によって、生産拠点の再編を図る動きは続くのではないかと危惧する。コロナ禍を契機としたサプライチェーンの見直しによる海外生産から国内回帰させる動きもある。愛媛県ではこの事案をどう受け止め、今後の企業立地・留置にどう取り組んでいくのか。」

また、「県でも、西条市や愛媛労働局、商工関係機関などと連携し、社員の再出発を全力で支援してほしい。」と問いました。

中村知事は「四国唯一のビール工場であるだけでなく観光の拠点としてもこれまで大きく貢献していただいた。しかし残念ながら人口減少もあり、企業の生き残りをかけ閉鎖に至った。県としては新たな創業を作っていきたい。また、今後はコロナの影響などのあり、企業の立地動向が変化すると考えられ、調査研究を行うとともに、サテライトオフィスの誘致に力を入れるなど新しい企業誘致に努めている。またDX人材を育て、企業に選ばれる地域になるように努めていく。」と答えました。

他に、3回目のワクチン接種について「愛媛県では、2 0 0人を超える陽性者が連日確認され、保健所業務がひっ迫するなど厳しい状況が続いているが、オミクロン株は感染力が強い一方で、従来株に比べ、入院や重症化のリスクは低い傾向にあり、比較的短期間で回復するなど、最も懸念されていた医療崩壊には辛うじて至っていない。しかし、県内各地の人流は大きく減少し、前回、まん延防止等重点措置が適用された時期と同程度か、それ以上に人流が減少している場所もある。第7波も考えるとピッチを上げて欲しいと思うが、県内市町における3回目のワクチン接種の進捗状況と今後の見通しはどうか?」と問いました。

中村知事は「市町では、今月末までに高齢者福祉施設は接種を完了する予定。21日時点で全国平均15.3%のところを本県は16、4%と上回っている。しかし、松山市は8.6%と出遅れている。この週末に県内3か所の集団接種で2300人の接種を終え急ピッチで進めている。」と答えました。

その他質問の項目は以下の通りです。

  1. 県内市町における3回目のワクチン接種の進捗状況と今後の見通しはどうか。
  2. 本県の更なるDXの推進に向けて、今後どう取り組んでいくのか。
  3. 県内中小企業のDXを推進していくため、どのように取り組んでいくのか。
  4. 県民の安全・安心の確保や地域経済の下支えのため、強靭な県土づくりに向けた社会資本整備にどのように取り組んでいくのか。
  5. アサヒビール四国工場の操業終了をどう受け止め、今後の企業立地・留置にどう取り組んでいくのか。
  6. 鳥インフルエンザ発生事案を受け、今後の発生予防対策にどう取り組んでいくのか。また、発生農家や周辺農家に対してどのような支援を行っていくのか。
  7. 今後、犯罪被害者等に対する支援の充実に向けて、どう取り組んでいくのか。
  8. えひめICT学習支援システムを活用した新たな学力向上施策をどのように進めていくのか。
  9. プロ野球オールスターゲームの開催等を契機として、野球王国えひめの復活に向け、どのように取り組んでいくのか。

詳しい内容は愛媛県のHPから、ライブ配信、録画配信等でご覧頂けます。

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