愛媛県議会 県内視察に南予を訪れました。
その1(7/12)
内子の コワーキングハブ『南予サイン』とは?
・移住相談の窓口
・ハブ機能のあるコワーキングスペース
の二つの機能があります。
ハブコワーキングとは ハブは拠点として人を繋ぐ、COは共同×WORKING働くという意味で、同じ空間で仕事をすることで、相乗効果を意識し共に創ることができる、
地域から「ふく・めぶく」を生み出す場となっています。
南予移住マネージャーの山口聡子さんからご説明頂きました。
ワーケーションの利用は福利厚生・新しいアイデアの考察など用途は多々あり、家族でのファミリーワーケーションも増えているとのことでした。
内子の白壁の街並みと美し緑の中で、しっとりと落ち着いて仕事が出来、新しい発想が浮かびそうなそんな素敵な拠点でした。
その2(7/12)
愛媛県議会 では定期的に「地域の声を聴く会」を開催しています。
今日は南予の地域起こし協力隊員4名の現状や要望をお聞きしました。
それぞれ森のサイクリングイベント経営・古民家ゲストハウス運営・農業などで活動されている方々ですが、
・任期3年の終了後の活動や仕事を作れる人は少ないし、地元に馬馴染めないケースもあるので、その辺りのサポートをして欲しい。
・遍路の外国人が増えているので、インバウンドに強い人と繋がっていきたい。
・移住して農業で起業するには初期投資が多くかかるのでハードルが高い。
・ワーケーションは自然の中での気分転換で仕事が捗ることや、地域との交流により地域の課題の解決につながるなど効果が見られるのでこれら期待したい。
などのご意見を頂きました。
これらを県政の参考にしていきます。
その3(7/12)
大洲市に来ています。
「楽天農業株式会社」日本で唯一のオーガニックサラダカット工場
楽天農業のミッション このままでは国産の農産物が食べられなくなる。
そこで、新規就農者をとにかく増やす!!
農家という起業家を輩出する!
そのために、楽天農業株式会社は次の取り組みを行っています。
「形の悪い野菜も商品として出せないと農家は食べていけない⇨そこで、
カットサラダ工場を作ることで、市場へ出せない野菜も使用でき商品として出すことができる。
また、オーガニック野菜だと新規参入者でも参入しやすい(少ないから)
そこで、オーガニックサラダカット工場と野菜冷凍工場を立ち上げた。
まず、社有農場で農業の経験をさせ、新規就農者の投資ファンドを創設し、楽天カット工場が買い取ることを条件に愛媛銀行から融資を引き出し、社員を独立させている。」
国はみどりの革命で農地の25%を有機農業にすると目標を立てているが、農業で起業するのも難しいし、有機農業はなおさら販売先や地域の理解など苦労が多いので、この楽天の取り組みはとても素晴らしいと思いました!!
それも愛媛に会社がある!このメリットは生かしたいものです。
その4(7/13)
八幡浜にきました!
個人のもつ「企て」を支援する『コダテル』
コダテルは子供達から大人、または八幡浜を訪れる人が、新商品の開発、起業、イベント開催などそれぞれの「企て」を実現するための会員制スペースです。
子供向けには、動画の編集やプログラミング を指導しています。
(会員制の月額会費と学びの場の月謝と宿泊代が収入。スタッフレスで会員が鍵も持ち、経費を最小化している。現在会員90名ほど。
地域のニーズは大人の方が多いが、採算に乗りやすいのは子供対象の事業である。)
500万円の空き家補助金と国の創業支援金を初期費用としています。
企てを持つ人達の秘密の隠れ家的なワクワク感のある個性的なコアワーキングスペースでした! 海の見えるロケーションも最高で一度宿泊してみてはいかがでしょう?
その5(7/13)
日本で初めての 城泊 を実現したキタ・マネージメント(NIPPONIA HOTELと提携)
他にも古民家や蔵を再生した宿泊施設を合計30室を目指し、現在8棟9室展開しています。
大洲の明治や江戸時代の古民家が廃屋の様になっていたのが、歴史を味わえるお洒落な分散型ホテルに生まれ変わっています。
蔵を利用した部屋やラウンジ!おしゃれな上、歴史を感じる落ち着いた雰囲気!
他では味わえません。
空き家の課題を解決しただけでなく、まちの宝である史跡を保存する事ができるビジネスあまりに素晴らしくて感動しました!
その6(7/13)
『大洲産シルクを用いた商品開発と販路開拓について』
大洲市にある瀧本養蚕は市内に1社だけ残った養蚕事業者です。年間1.4tの日本一の生産量であり、この貴重な産業を利用して商品開発や販路を広げていこうと取り組んでいる方々のお話をお聴きしました。
「Ozu +(オオズプラス)ではシルクを使ったオーガニックタオル(IKEUCHI ORGANICと提携)や石鹸などの商品を開発。
株式会社夢・たまごyumehonokaはシルクデニッシュを開発している。」
養蚕による絹という日本の伝統的な材を日本人はもっと見直してほしいです!私も絹はハンカチやタオル、毛布や衣類と愛用しています。その手触りや風合いは比べれないものがあります。
養蚕は重労働であるとのこと、お祖父様と二人で生産されている瀧本慎吾代表、応援しています。頑張って下さい。