難題の多い現代、一つ一つの問題に対症療法的な政策を行っていたのでは根本解決は望めません。
しかし、すべての物事は人が行うことから、子どもさえ、他者への思いやりがあり、意欲のある人に育てることができれば、各々の生まれ持った才能を開花させ、社会の問題を解決してくれます。
その為、子育てや人づくりが何より重要であると考えています。
議会報告
9月議会と12月議会の間に決算特別委員会が開催されました。まだ、1年生で委員には選ばれません。傍聴はできました!
愛媛県子ども子育て応援基金条例 案可決
今年初めの匿名寄付や個人・企業の寄付金などを積み立て「県子ども子育 て応援基金」を設置することを決めた。県も同額を負担し、紙おむつ事業や、休日子どもクラブなどのモデル事業のほか、民間の子供 食堂や学習支援ボランティアなども含まれる予定。
西条市の旧丹原町には、近鉄の佐伯勇氏からの寄付を財源とした佐伯記念育英基金があるが、原資を減らすことなく運営を継続している。
こちらは進学の為の奨学金なので用途が違うとはいえ、参考にすべき事例ではないか。基金も継続性があり根本的解決に役立つ施策を優先するべきだと思う。
森林環境税の課税期間延長 可決
県では土砂災害防止水源涵養などを目的に森林の機能回復をはかる事業を行うため、独自に県民一人当たり年700円の森林環境税設けている。それの5年の延長。
今年度国の森林環境税の県市町への譲渡が開始した。税の徴収は5年遅れて始まる。
つまり県民にとっては同じ目的と使用の為に二重納税することになる。県民から誤解のないようにその使い道を県と市がすみ分けし、協力し合い、効果を最大限に引き上げる必要がある。
その為には県は税を使った事業を根本から見直し、市との密接な連携をはかる必要がある。森林の荒廃は進み待ったなしの状況である。
成果に今後期待したい。
スポーツ文教警察委員会
県警の誤認逮捕について(詳細は未来ネット通信(1)をご覧ください。)
幹部からのその後の改善の進捗状況の報告を要求する。 本会議での内部調査の報告を避け、委員会でと言ってきた県警なので、前回の内部調査と改善点を踏まえ、今回の委員会でもその進捗状況を随時継続して報告すべきであった。
議会傍聴記
決算委員会について少子高齢化の時代において今までのような予算重視の財政運営では自治体の健全な運営が難しくなっています。予算より決算を重視し、すばやく時期の予算編成に反映させる仕組みへの転換が自治体にも必要だと感じます。
今、わたしが一番取り組んでいること
子育て世代包括支援センター(ネウボラ)の設立と充実
虐待をなくす
虐待の原因はお母さんの孤独にあった!!
出産しただけで母性が備わるわけではないことが解かってきました。母性は本能に備わって いるわけではなく、子育ての方法も学ばなければ分らないことが解かってきています。
人は霊長類の動物です。猿などがそうであるように群れで生活することが前提の動物です。なので子育てを群れの中で学びます。
しかし、現代の子育て環境は核家族化や地域の繋がりの希薄化のため、限りなく孤独になっています。そのため学ぶ相手がいません。それにより、このままでは子どもが育たないのではないかという強烈な不安感を持つようになるのです。
そこへパートナーなどからのDVや貧困などの要素が加わった時に、誰もが児童虐待に至る可能性があると専門家は言っています。
これは、少子化により将来の社会を担う子どもの数の少なくなってくる日本にとって重大な問題です。
お母さんを孤独にしない支援が早急に求められています。しかし、支援の必要な母子ほど、子育てサークルや子育て支援センターや行政を訪れない傾向にあります。
どの親子も取りこぼさない仕組みづくりが必要です。
その為に有効なのが、子育て世代包括支援センター(ネウボラ)の設置と充実だと考えています。
その為に、ネウボラ研究会を立ち上げ活動してい ます。(西条ネウボラ研究会℡0897-27-5020)