さいじょうも今からが正念場!

県内経済

株式会社いよぎん地域経済研究センターによると 愛媛県の令和2年上期実績見込みは、業況判断DIについて前期比 34 ポイント悪化し▲46 となり、調査開始以来、最大の下げ幅となりました。西条市内の企業でもおよそ7割が売り上げが減少とあります。感染の発生による打撃より経済の打撃が大きく、特に基盤の脆弱な中小企業が多いため、逆に都市部より深刻です。 

今回、県議として国へ自民党県連を通して、企業へは資本性劣後ローンを中小事業者へはアフターコロナに向けた事業展開への支援を要望してまいりました。 

西条市の財政状況 

今年度の税収はコロナの影響で10億円ほど減収の見込み、その上、コロナ対策に財政調整基金から10億円充当しています。

しかし、コロナがなかったとしても、合併の特典が終わり、また人口減少により交付金も減少、収支は平成29年度より単年度収支が赤字に転落しており、その赤字額は毎年増加していき、50億円あった災害などの為の財政調整基金も令和6年までに使い果たしてしまう見通しでした。

このままだと、市債が増加し続けることになります。

しかし、歳入の確実な増加は期待できず、歳出を削減するしかありませんが、ほとんどが義務的経費と合併特例事業で実施を確定しているため、削減できるのは人件費、物件費、維持補修費しかありません。西条市の持っている施設の維持費だけで毎年50億ほどもかかっています。

施設を手放すことを今後是非検討して欲しいと思います。また、市民も市職員も身を切る下水道事業の見直しや人件費の削減をしていかなければなりません。私たちの想像以上に財政は厳しいのです。

そんな中で、人口減少や高齢化に対応した行政の規模や内容に変えつつ、コンパクトながら光る豊かなまちにしていかなければなりません。その為に、皆さんの協力と理解が必要です。コンパクトシティ化をすすめること・施設の集中(例えば地域の核の小学校へ幼稚園、公民館、老人施設などを集める)・事業の集約化などを断固するべきと考えます。 

今年初めの匿名寄付や個人・企業の寄付金などを積み立て「県子ども子育 て応援基金」を設置することを決めた。県も同額を負担し、紙おむつ事業や、休日子どもクラブなどのモデル事業のほか、民間の子供 食堂や学習支援ボランティアなども含まれる予定。 

9月補正予算

コロナ対応予算総額1060億円(県持ち出し19億) 

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応 97億 493万円
    主な事業
    ① えひめ福祉支援ネットワークに参画して応援職員を派遣する法人への協力金 の支給 390万円
    ② 妊産婦に対する分娩前PCR検査の自己負担を無償化するための支援金の支給 1,520万円
    ③ 県内6医療圏域におけるドライブスルー方式などによるPCR検査体制の構築 1億9,200万円
  2. 西日本豪⾬災害等への対応と 防災・減災対策の推進 : 43億5,464万円
  3. その他 22億1,862万円 令和4年のプロ野球オールスターゲー ム開催に向けた機運醸成 965万円

予算規模
◆ 一般会計 162億2,585万円 【累計 7,666億4,925万円 】
◆ 特別会計(国民健康保険事業) 5,234万円 【累計 2,599億1,587万円 】

活動ニュース「ハピすくルーム」オープン!

ネウボラ研究会の活動

10月1日からスタートする西条市版ネウボラ

(子育て世代包括支援センター)『ハピすくルーム』 これまでネウボラ研究会では、西条市により良い子育て世代包括支援センター新設をと、市へ提案を重ねてまいりました。 スタートするセンターでは母子手帳を配布する際にお一人お一人から聴き取りを行い支援メニューを作成し、これまで以上に切れ目のない手厚い支援をする事になります。特に産後うつに対応する為に、お泊まりや日帰りで産後ケアを低額で受ける事が出来る様になります。 (これはお母さんを助けるだけでなく一番虐待の多い時期に子どもを守る事に繋がります。)しかし、ネウボラ研究会では、これはネウボラに近づくスタートであり始まりであると考えています。これからも、 研究と提案を続けます。

場所・問合せ先など
〒793-0041 西条市神拝甲324-2(総合福祉センター・中央保健センター内)
受付日時 月〜金曜日8時30分〜17時15分(祝日休み)
Tel 0897-52-1316 Fax 0897-52-1293

お知らせ

未来ネット通信