「西条市学校給食の説明会」に参加しましたので、ご紹介させていただきたいと思います。
詳しい資料は、西条市のホームページをご覧ください。
現在、西条市の小中学校の給食は、西条・東予地域は自校方式(小中学校の敷地内に調理施設がある)、丹原・小松地域はセンター方式(集中調理施設から各学校に配送)によって1日に最大9300食の完全給食をしています。
自校方式では、学校の敷地内に調理施設があるため、子どもたちは温かく出来たての給食を食べることができます。また、調理員さんの顔が見えることや、学校行事等に合わせた小回りの効く給食運営をすることも可能です。
しかし、西条市内の子どもの数は減少し続け、今後10年では約1500人も減ると予想されています。
また、学校内にある調理施設も老朽化し、衛生基準や耐震性、作業環境も良くありません。
財政面で将来世代に過度な負担を残さない持続可能な施設運営の必要性からも、今後は給食施設を自校方式からセンター方式へ整備する見直しが必要です。
整備においては、
- 食育の推進
- アレルギー対策
- 地産地消の推進、地元農家と提携
- リクエストや行事への対応
- 適温での配送
- 児童と調理者とのふれあい
- 災害時に避難所への食料提供
といったことを特に注意している旨の説明がありました。
■気になった点
- 食材についての産地や生育歴についての情報を開示して欲しいと思います。
- 調理員さんとの触れ合いがなくなった点をどの様に食育について補っていくのでしょうか?
- 今まで納入していた市内の業者が切り捨てられないかという点も心配です。
財政的な制約がある中でも、子どもの健全な成長に最適な施設になる様、市にはお願いしたいものです。(市議になる方にも、考えていただきたいです。)
詳しくお聞きになりたい方は、給食説明会にご参加ください。
給食説明会
●日時
2月12日(金)10:00~
2月21日(日)10:00~
●場所
市庁舎本館5階大会議室