私は日頃より「すべては、子どもたちの未来のために」をスローガンに、子どもからお年寄りまでが暮らしやすいまちづくりを目指して活動をしています。

その活動のひとつに、「西条ネウボラ研究会」があります。

「ネウボラ」って馴染みのない言葉ですよね。ネウボラはフィンランドの出産・育児施設(子育て世代包括支援センター)のことなんです。

これから子育てをされる方、お孫さんができた方、西条市にお住まいの方、西条市へ移住を検討されている方に、西条市のネウボラ(子育て世代包括支援センター)についてご紹介させていただきたいと思います。

西条ネウボラ研究会2月定例会の様子

ハピ♡すくルーム

西条市にお住まいの方「ハピ♡すくルーム」という言葉をお聞きになったことはありますか?

2020年10月、西条市の中央保健センター内にオープンした子育て世代包括支援センターのことです。

西条ネウボラ研究会2月の定例会で「ハピ♡すくルーム」について担当保健師より説明を受けました。スタッフの増員が出来ず、負担が増す中、支援を充実させて頂いている様子がよく分かりました。

昨年10月のオープンから2月までの間に、これまでの事業に加えて以下の支援をセンターで実施されています。

ハピ♡すくルームでの支援

妊婦さんとの面談

母子健康手帳を交付する際に、約1時間近くかけてお話し、妊婦さんご自身の状況を把握し、利用できるサービスや、セルフケア内容を専門スタッフと一緒に考えて、プランを作成しています。

また、出産予定の1ヶ月前に電話による状況確認を実施し、心配がある場合は訪問も実施してます。

産後のケア

産後ケア事業で産後の「困った」をサポートしています。(心身の休養や育児不安の解消のため、自宅か指定の医療機関へ委託し、低料金でサポートを受けられるようにしています。これまで4名がのべ11回受診しています。)

これまでも不安なことや悩み、疑問があると保健師さんに相談できる体制がありましたが、「ハピ♡すくルーム」によってますます、出産や子育てのサポートが手厚いまちになっているのではないでしょうか。


私ども、西条ネウボラ研究会では、子育てに関する課題を克服し、子育て世代包括支援センターを拡充する方法を調査研究し、安心して子育てできる西条市にする事を目的に活動しております。

子育てでお困りのことがございましたら、お聞かせください。

西条ネウボラ研究会

毎月最終月曜日午前10時より、
西条市市民活動支援センターにて活動しています。(月により日時場所が変わる事があります。)