『天皇陛下のお誕生日をお祝いする集い』に参加させて頂きました。

お祝いする様な気持ちいいお天気です。

元愛媛大学の国士舘大学百地章教授のご講演で花を添えて頂きました。

先生のお話より「皇室の継承はあくまで、皇室の伝統と憲法にそったものでなければならない。皇室の伝統とは皇統譜を見ると今上天皇までの126代の間男系で継承しており、女性天皇はいても女系天皇は一度もなかったという事である。男系を貫く事は男尊女卑ではなく、民間から男性を皇室に入れないが女性は皇室に入る事が出来るので男尊女卑とは真逆である。男系を系統にするのは日本ではなくヨーロッパやアジアでも主流である。例えば、イギリス王室は、日本が2680年間一王朝で継承されたのに対し、その系統の中で女系王が出る度に、ヨーク朝、チューダー朝、スチュアート朝と王朝が変わる為、イギリス王室は古いが王朝の歴史というと今のエリザベス女王が即位した時から数えられることになる。つまり、日本で女系天皇が誕生するとそこで王朝が途切れてしまう事になる。なので、慎重な議論が必要である。」

女性天皇、女性宮家というと言葉の深い意味を国民として理解して、知った上での議論をしたいものです。