「ペットを捨てるのは、虐待であり殺すことに等しい」

県議会定例会での質問の中での自民党会派、三宅浩正議員の発言にハッとさせられました。そして、私も、一人でも多くの方に現状を知っていただきたいと思っています。

悲しいことですが、愛媛県は犬猫殺処分数が全国的にみて多い県(全国でワースト3位)です。

愛媛県では動物保健センターで引き取った犬猫の約9割が殺処分されています。

では、犬猫殺処分数を減らすにはどうすべきか?

三宅議員の質問に、高橋保健福祉部長は「国は令和12年度までに平成30年度比で50%削減を掲げ、不妊去勢手術やマイクロチップの推進をしていることから、県も愛媛県動物愛護管理推進計画の見直しを進めている。モデル事業であった「地域猫活動」を全県下に広める。」と回答されました。

愛媛県には動物愛護センターがあり、犬猫の譲渡制度も行っています。

また、ペットの防災対策についても、「避難所での飼育体験に係る経費を当初予算計上している。」と回答されました。

友であり、家族であったはずの犬猫が捨てられているのを見るたびに心が痛みます。地球上で生きていくためには人だけが良ければいいのではないことを、心して貰いたいといつも思います。