愛媛県議会 防衛議員連盟にて
『我が国を取り巻く安全保障環境』と今回の防衛予算増強について
自衛隊愛媛地方協力本部 川内康孝本部長にご講義頂きました。
「我が国の周辺には軍事力有する国家ぎ集中して存在し、さらに強化や活発化している。
【中国】
中国は国防予算は30年で39倍、10年で2倍以上伸び続けている。
日本の予算の4倍。しかし、実態はそれ以上の可能性もある。
【北朝鮮】
北朝鮮においては、我が国を射程におさめる弾道ミサイルを有している。また、ミサイル能力も格段に高まっている。
その為、日本では敵基地攻撃能力、反撃能力について議論されている。
【ロシア】
ウクライナ侵略から得られる教訓
・核保有国の先制主義国家の軍事侵略かを米国も国連も抑止出来ない。
・米国の核拡散抑止の信頼性が揺らいでいる。
・露国領土は攻撃されないので、長引く。
・陸軍部隊の抵抗が継続する限り国家主権は存続する。
※これらの今ある脅威に対処する為の予算増強が必要
令和5年《予算要求の主要項目》
①スタンド・オフ防衛能力
②総合ミサイル防衛能力
③無人アセット防衛能力
④領域横断作戦能力
⑤指揮系統・情報関連機能
⑥機動展開能力
⑦持続性・強靭性(戦闘時に耐えられるかどうか)
他技術基盤、人的基盤、衛生機能など」
自分の国は自分で守らないといけないという事をウクライナの方が身を持って日本にも示して下さったのではないでしょうか?