大西一史熊本市長の講義を受けました。テーマは『熊本地震の経験から』
東北へボランティアへ行った時も今回も、実際の被災地の現状は筆舌に尽くし難いものがあり、備えは絶対必要だなと思いました。
各市でももちろん被災時のマニュアルを作成していますが、分厚いマニュアルをその時には読む間などなかったそうです。
その中で、1項目だけ確認したのが、備蓄品の保管場所と数だそうです。
これだけは、すぐに確認出来るようにしておくべきと仰っておられました。
中でもヒントになり、取り入れたい備えに
- 支援物資の受け取りは出来ても、その物資を住民へ配布する人員と方法がない。
レンタカー会社と連携協定を結び、100台確保する。同時に配送の指示をするオペレーションセンターと100人の特命隊を作っておく。 - 大型スーパーとの協定を強化し、被災2日後には数万食を確保できるようにしておく。
- 各校区別に、地域の避難所運営委員会(地域の住民 市議会議員 学校の教師)を立ち上げ、その地域に住んでいる市職員を担当にする。
- 一番困るのがトイレ
マンホールトイレが大変有効。 - LINEの活用が有効でLINE社と協定。
- 各学校や公民館の給水管を貯水機能付きのものにする。
- 幼稚園や保育園子ども園と協定を結び、福祉子ども避難所とする。
- 学校のエアコンを停電になっても使用できる機能のものにする。被災時の電源にも使用できる。
以上の様な項目が、愛媛県や西条市でも準備しておきたいヒントでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。