6月 愛媛県議会 新田泰史議員(自民党)が質問に登壇されました。

ICT教育

ICT教育 の推進により教員の先生方の負担が軽減され、子どもと向き合う時間ができるはずが逆に 負担が増大している とのアンケート調査が出され、驚いています。

「負担が「増えた」「どちらかと言えば増えた」と回答した小中学校の教員割合は6 0 . 5 %に上り、特に「授業準備・教材研究」と「生徒指導」で負担が増えている。(教育新聞より)

I C T教育の展開は、コロナ禍の経験を踏まえ、どのようなときも子どもの学びを確保できるとともに、教員の働き方改革になると期待されていただけに、県は早急に対応していかなければならないと思うが」の質問に。

県は「確かに6割弱の教員がICT教育に不安を感じていると答えている。が、テスト自動採点の導入により確実な負担軽減に繋がっている。今後ICT教育の効果を感じられるよう、教員の能力向上と環境整備に努めていく。」と答えました。

過渡期だから仕方ないとはいえ、ICTはあくまでツールであり、

教育の本質とは別物ではないかと思います。

なのにそこに周りが過度に期待をするのも先生方の負担になっているのではないかと心配します。

振り回されず、じっくり思考を深める教育現場であってほしいなと願っています。

事前復興

『事前復興』という言葉をご存知ですか? 6月愛媛県議会で 新田泰史議員(自民党)が質問しました。

マグニチュード8~9クラスの地震が4 0年以内の発生率9 0 %、3 0年以内で7 0 ~ 8 0 %、死者数は約1万6千人と言われている 南海トラフ地震 に備えるために必要なことだと思いました。

東日本震災では、復興に時間が掛かかり、地元に地域が戻ってこない現実があります。

そこで、先に被害を想定し地域住民とともに準備しておくことを事前復興といいます。

発災後、速やかに復興がなされ、早期に住み慣れたところに住民が戻ることができ、また、地域コミュニティの維持にもつながり地域の活力を失うことがありません。

事前に復興の道筋を作っておくことは私たちの努めだと思いました。