2015年に生産者自らが立ち上げた「柑橘ソムリエ」の主催者柑橘農家二宮さんを自民党愛媛県連未来育成塾で視察しました。

ライセンス制度を作り、講習を受けてもらった後ライセンスを発行しています。

柑橘王国の愛媛ですが、収穫量とか広さなどの経済的な面だけでなく、文化的な面の発展を目指しているそうで、例えるならワイン🍷の様な、、、

ソムリエ業は柑橘を楽しむことが核としていて、マニアックなサブカルを目指しているそうです。

「柑橘の教科書」を発行し合格率が60%という結構難しい試験です。

南予には家族経営の柑橘農家が多く、面積で言うと1ヘクタール〜2ヘクタール、金額規模で500万円〜800万円(経費は1/4で赤字にはなりにくい業種)。

今後の課題としては、

新規就農者には最初の初期費用が必要なのと、軽トラックや納屋が補助金の対象にならないなどがハードルとなっているのと

団塊の世代が辞めていった時に収穫量が減ってしまうのではないかというのがあります。

とはいえ、

柑橘農家は経費の比較的少なくて新規就農者のしやすく経営も安定している産業で、ぜひ若者や移住者に参入して頂きたいと思いました。