不登校生に対して愛媛県ではメタバースと呼ばれる仮想空間の中での授業をこの7月より開始します。

自宅から出られない児童生徒に対して、外部とのつながりを持ち ながら学んでもらい、少しでも社会との関わりを持って欲しいと願って行っております。

6月愛媛県議会の中で 自民党中田晃太郎議員は

「不登校対策を考える上で忘れてはならないのが、学校に行かせること がゴールではなく、学校に行けない児童生徒をどのように 社会的に自立させるのかが重要である。」と県の不登校生の対応を尋ねました。

県は「不登校拠点で今年7月よりメタバース空間での学びを開始する。また、クールカウンセラー62人、スクールソーシャルワーカー35人、ハートなんでも相談員95人を配置し、児童生徒の心のケアや、保護者、教員の相談支援に当たっているほか、フリースクールが実施する教育活動に対 する助成や、モデル校8校にサポートルームを設置し、個々の状態に応じた 多様な学習機会を確保するなど、様々な施策を実施している。」と答えました。

その他の質問はこちら

https://www.pref.ehime.jp/gikai/katsudou/honkaigi/no384/shitsumon/r050628-3.html

また、障がい者への理解について 愛媛県ゆかりの車いすテニスの国枝選手はパラリンピックで4つの金メダルを獲得し、国民栄誉賞を受賞し喜びを覚えました。

私は障がいへの理解や環境整備は進んでいるとの認識でした。

高橋英之議員は質問の中での

「令和3年の県民生活に関する世論調査で障がいのある人への差別や偏見の有無の問いに対し、52.3%の人が「差別や偏見はある」 と回答しており、障がい者に対する理解は道半ばである。」とのご発言に驚きました。

県内では、本年4月現在で、約8万6,000人が障害者手帳を所持されていますが、 高橋議員は更に、真に障がい者が暮らしやすい共生社会の実現を図るために県民のよ り一層の理解促進が必要不可欠で愛顔のあいサポート運動などを一層推進してもらいたいと訴えました。

県は「7月創設し研修を行ったところ、2600名の愛サポーターが生まれた。更に公式LINEの中で理解を深める仕組みづくりなどを開始した。また、ヘルプマーク制度を導入し1万以上のマークを配布し、800箇所以上の事業所で貼って頂いている。」と答えました。

その他の質問はこちら

https://www.pref.ehime.jp/gikai/katsudou/honkaigi/no384/shitsumon/r050628-2.html